お墓のリフォーム
お墓のリフォーム承ります!
お墓はご先祖様から引き継ぎ、子から孫へと代々大切に供養していくものです。
大分県内では、区画整理されている霊園などではなく、山奥や交通の便が悪いところ、海岸沿いなどに建てられているお墓をまだまだよく見かけます。
経年変化でお墓のリフォームが必要な場合もありますが、
最近ではライフスタイルの変化やお墓を管理されているご家族の高齢化に伴い、
交通の便が良い場所などへお墓を引っ越しされるケースが増えています。
お墓自体の場所を引っ越しするケースの場合
- 年齢的に足腰が弱くなり、お墓に行くのがだんだんと困難になってきたので、
アクセスの良い場所に古いお墓を移したい。 - 土地の状態が良くなく、墓石そのものが傾いてきて危険なので、
地盤の良い場所に移したい。 - 山の中にあり、雑草や枯れ葉が多く、とにかく掃除が大変なので
場所を変えたい
というご要望が多いです。
お墓のお引っ越しではなく部分改修(リフォーム)の場合
- お骨が入っている部分が湿っている、または水がたまっているのでなんとかしたい
- 石の欠けやヒビ割れを補修したい
- だんだんと汚れが目立ってきた。
磨いても苔がとれないので、 せめて石塔部分だけでも新しくしたい - お墓の継ぎ目が目立ってきたので補修をしたい
- 文字のスミが薄くなってきたので濃くしたい
- 最近地震が増えているので、お墓にも地震対策をしておきたい
- 新しく戒名(法名)を追加彫刻したい
など経年変化に伴うリフォームのご要望が多くなってきています。
普段から風雨や強い日差しにさらされ続けているお墓は、年数に伴い劣化が進んでいきます。
特に石と石との間に水が入らないようにコーキング処理をしているのですが、
長く時間が経つと劣化が進みその隙間から水が入ったりしてしまいます。
実は古いお墓によくあることなんですが、納骨の扉を開けると、上部に水が滴っていたり、お骨の中に水が溜まっていたり、扉をあけると水がざばーっと流れてきたりと・・・冗談ではなく実際にこのような例がたくさんあるのも事実です。
(この光景を見ると、私自身はこんなお墓には入りたくない!と思ってしまいます)
また、石によってはその性質から、苔が生えると洗っても取れにくいものなどもあり、掃除が大変とのお声をいただくことも多いです。
当社でお墓のお引っ越しや、リフォームをされる場合は必ず開眼供養をおこなっています。
お寺さんの手配や、ご紹介も行いますのでお気軽にご相談ください。
当社は数多くのお墓の引っ越し、リフォーム経験がありますので、実際のお墓を見させていただければ、最適な対応策をすぐにお伝えできます。
お墓に行って「あれ?ちょっとおかしいかな?」と思った場合はすぐにご連絡ください。
リフォーム事例一覧
ケース1:山村家 お墓のお引っ越し
山村家のお墓はもともと山の中腹にあり、お墓参りに行くにも大変な場所で枯れ木や枯草などをかき分けながらお参りに行かなければならない大変な墓地でした。
おまけに中腹の端っこにある為、土が流れ、基礎のコンクリートも割れており、お墓自体が大きく傾いた状態でした。
今すぐ倒れはしないものの、あまりにもヒドイ状態となっていました。
山村様は、「建てる場所さえあれば建てたいんですよ」とのご要望でしたので、
当社が管理していた墓地を紹介させていただきました。
今のお墓の場所よりご自宅から少し遠くはなりますが、車が横着けできる良い場所です。
すぐに場所は決まったのですが、あとはお墓をどうするか?というのが悩みのポイントでした。
新しくお墓を建てるか?それとも今のお墓を移動するか?かなり悩まれたようですが、当社はお墓の移動を勧めさせていただきました。
なぜなら現にご立派なお墓があったからです。このお墓を新しい墓地の大きさに合わせて再度加工し直せば、代々受け継いだお墓をまた大切に受け継いで行くことが出来るからです。
お墓が新しく完成した時は、山村様も大変よろこんで頂きました。
新しいお墓にするのは簡単ですが、それよりも大切なものがあるのではないでしょうか。
ケース2:豊東家 お墓のリフォーム
豊東家のお墓は地盤の柔らかい湿気の多い所に建てられており、ご依頼を受けた際は、お墓も傾き納骨室も湿気がすごい状態となっていました。
お墓を一旦すべて解体し、地盤の改良から、基礎コンクリートの打ち直しを行いました。
その際に、基礎コンクリートの高さを普段の倍の60cmの高さにしています。
解体したお墓をもう一度組みたて直し、納骨室は換気がしっかり出来るように換気口を新しく設置しました。
お墓の傾きと嵩上げ、湿気の発生という悩みをすべて無くして、お客さんも大満足していただけました。
ケース3:吉松家 お墓のリフォーム
吉松家からご依頼をいただいた際、既にお墓が傾いている状態でした。
外見を見た際は基礎工事をしているように見えたため、傾くはずは・・・と思っていたのですが、その後の調査でよく調べたところ、お墓の下に基礎工事をした後はなく周囲をコンクリートで巻いているだけの基礎となっていました。
お墓の上部はしっかりした物で納骨部分がセメントで作ってありヒビだらけという事もあり、納骨部を同じ物の御影石に変更しました。しっかりとした基礎コンクリートを作り、以前のお墓を大切に使いながら、これからも大切に守っていけるようになりました。
また、骨壺が多くなった場合、50年を境に土に返せるように納骨室の下には深い穴もあけさせていただきました。吉松様も大変ご満足して頂けたリフォーム工事となりました。